G450 PCI を使う バナー

更新日時:2001/04/01 16:47
■あの G450 が PCI 版で登場!

G450 PCI 16MB DH

あの G450 の PCI 版が半年遅れ (?) でやっと発売されました.
で,私は早速これを通販で手に入れ (これが一番早かった),PCI-PCI ブリッジをサポートしない Xa初代で動かすことに成功しました.
この記録はそれをどうすれば使用することが出来るかをまとめたものです.

G450 PCI が Xa初代で使用することが出来たのは,FXLQA やどるこむの皆さんのアドバイスのおかげです.
本当にありがとうございました.m(_ _)m

■Xa初代 / Xt初代は PCI-PCI ブリッジ未サポート

難儀です.
これが一番難儀です.
何が難儀かって

今のところ Windows NT4.0 では使えない

ということで,Windows2000 必須です.

■G450PCI側の作業

とりあえず,BIOS を PC-98,PC/AT 互換機両対応にするために,バイナリエディタで BIOS を一部書き換えます.
(どるこむで たけぽん さんが発見)

  • 0x74h:0x00 → 0x01
  • 8951h:0x82 → 0x81
 ADDRESS 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 0A 0B 0C 0D 0E 0F
--------------------------------------------------------
00000060 50 43 49 52 2B 10 25 05 00 00 18 00 00 00 00 03
00000070 44 00 13 17 01 80 00 00 39 33 35 2D 31 33 00 FF
(
 )
00008950 90 81 [ここまで]

この書き換えた BIOS を PC/AT 互換機で普通に BIOS アップデートをするように書き込んでください.
(書き込み方法は特に特別な方法をとる,ということではありません)

これで PC-98,PC/AT 互換機両対応の G450 PCI ができあがりました.

[捕捉]
私が確認した限りでは BIOS の加工をしなくとも Xa初代では起動しました.
BIOS そのものが PCI-PCI ブリッジの向こうにあると仮定すれば納得は行きますが,PCI-PCI ブリッジが有効になった後の面倒を避ける意味でも BIOS の加工は行った方がよいでしょう.

■リソース割り当てと起動

Xa初代は PCI-PCI ブリッジに対応していないため,BIOS で PCI-PCI ブリッジ及びその向こうのデバイスへのリソース割り当てが出来ません.
そこで,レジスタを直接書き換えて手動でリソースを割り当てます.

割り当てはバス番号が変わってもコマンドラインで手軽に書き換えの出来る PCICHIP を使用し,以下のようなバッチを使ってレジスタを書き換えます.
書き換える対象は

  • PCI-PCI Bridge
  • BusNo.0/DeviceNo.1 Bridge Device
  • MATROX VGA Compatible Controler (G450 PCI)
となります.
バッチは以下を使用します.

[参考]
以下の設定は G450PCI を Xa初代の一番外側の PCI スロットに刺し,IRQ = 6 で使用するときのレジスタ設定です.
もし他のスロットや IRQ を使う場合は少しばかりの変更が必要です.

PCI デバイスに割り当てる IRQ は 60h 〜 63h の 4つで,内側が 60h,外側が 61h になります.
Xt初代だと 3本目は 62h になるはずです (予測).
G450PCI を刺す位置によって IRQ 値を書き込む場所を変更してください.

REM ### 弁当箱交換をしている人は以下の 2行が必要です.
REM pcichip /u 0 0 04 06
REM pcichip /u 0 0 50 C7

REM ### PCI-PCI ブリッジ レジスタ
pcichip /u 0 9 19 01
pcichip /u 0 9 1A 01
pcichip /u 0 9 1B 57
pcichip /u 0 9 1C F1
pcichip /u 0 9 1F 22
pcichip /u 0 9 21 20
pcichip /u 0 9 22 80
pcichip /u 0 9 23 20
pcichip /u 0 9 25 22
pcichip /u 0 9 26 F1
pcichip /u 0 9 27 23
pcichip /u 0 9 3E 03
pcichip /u 0 9 0D 57
pcichip /u 0 9 04 46
pcichip /u 0 9 05 01

REM ### ブリッジデバイス レジスタ
REM # 次のレジスタで割り当てる IRQ を決めて下さい.
pcichip /u 0 1 61 06

REM ### G450PCI レジスタ
pcichip /u 1 0 04 06
pcichip /u 1 0 0D 50
pcichip /u 1 0 13 22
pcichip /u 1 0 17 20
pcichip /u 1 0 1B 20
pcichip /u 1 0 33 27
REM # 次のレジスタで割り当てる IRQ を決めて下さい.
pcichip /u 1 0 3C 06

上の黄色い数値が IRQ を決定している箇所になっていますので,使用していない IRQ を指定してください.

あとはこのリストをバッチファイルとして実行し,HSB でウォームブートをかけます.

A:\>HSB #Hx.y

x:OS が入っている物理ドライブ番号 (#H の場合は 1〜,#S の場合は 0〜)
y:OS が入っているパーティション番号 (1〜)
※ x と y の区切りはカンマではなくドットということに注意

■ドライバのインストール - DISPFLIP と互換機用ドライバ

互換機ドライバを使用すると,ドライバが出力切り替えをサポートしていないので,G450 PCI 側に出力が移ったときに本体側の出力コネクタから出力されなくなってしまいます.
こうすると結構不便なので,PowerX 氏作の「DISPFLIP」を使用します.
しかしこのドライバにも最大の弱点があります.
それはグラフィックカードドライバが何らかの原因で死んだ場合でも問答無用で FLIP するというものです.
この状態になると目隠し状態で FLIP.exe を叩くまではディスプレイは真っ黒のままです.
これを理解していないとディスプレイドライバが死んだときに復帰できないので気を付けておくべき事項です.

作業の方ですが,まず付属のレジストリファイルを編集します.

REGEDIT4

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DispFlip]
"ErrorControl"=dword:00000001
"Group"="Video"
"Start"=dword:00000002
"Type"=dword:00000001

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DispFlip\Param]
"IOAD"=dword:00000fac
"IOCT"=dword:00000001
"STMD"=dword:00000001

黄色の部分は DISPFLIP デバイスを自動起動させます.これは導入時点で変更しておいて下さい.
水色の部分は 自動的にディスプレイ出力を G450 PCI 側に切り替えます.ドライバが正常にインストール出来たことを確認してからこの数値に変更した方がいいのですが,確実にドライバがインストール出来るというのであれば先にこの値を適用しておいてもかまいません. 次にドライバと FLIP コマンドのコピーです.
ドライバは c:\winnt\system32\drivers\ に dispflip.sys をコピーしてください.
強制 FLIP コマンドはディスプレイが真っ暗な目隠し状態でも確実にコマンドを実行できるような位置に置いておくのがベターです.

あとは先ほど書き換えたレジストリファイルをダブルクリックしてレジストリの結合を行ってください.
G450 のドライバはいつものごとく PC/AT 互換機用ドライバを使用します.
ドライバ CD-ROM 内の Windows 2000 用ドライバを使用します.
インストールは SETUP.exe を使った通常のセットアップで完了します.

■全作業終了後の状態

全作業が終了すると,リソースの割り当ては以下のようになりました.

▼PCI-PCI ブリッジ

▼BusNo.0/DeviceNo.1 Bridge Device
イメージ無し

▼G450 PCI

▼デバイスマネージャ

■G450 PCI 拡張機能について

G450 PCI は DualHead 機能を持っていますが,現在 Xa/U8W で確認したところ,DualHead クローン (TV OUT) は動作確認が取れていますが,そのほかの機能については動作確認をしていません.



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