First Xa and First Xt Preview
 無印 Xa と無印 Xt とは? バナー


無印 Xa
初代 MATE-X の中で Pentium を積んでいるマシンの 1つで,無印 Xt の 1つ下のグレードになる.
初代 Xa とも呼称される.
一般に広く普及していると思われる U8W モデルは,標準で Matrox のグラフィックカード「MGA-II (別名 Ultima Plus PCI / グラフィックチップ名は "ATHENA" もしくは "ATLAS")」を搭載.
これは Millennium の先祖にあたり,今でも 3D を考えなければ十分に使えるであろうレベルのグラフィックカードである.
C9W はこれに CD-ROM ドライブが付属,最上級の C10W はさらに adaptec の PCI SCSI カード「AHA-2940」相当が標準搭載されている.
ちなみに C10W は受注生産だったためなのか,あまり数を見ない.
最下級グレードである U1 は FDD 以外は何もついていないフレームモデルである (あたりまえだが CPU はある).

無印 Xt
初代 MATE-X 中,最上級グレードのマシン.初代 Xt とも呼称される.
最上級の名に恥じず,そのスペックは他のマシンを圧倒している.
標準で adaptec の SCSI カード「AHA2940N」(430NX 専用 SCSI カード),PCI バスが3本,C バスが 5本搭載されていて,さらにメモリは 256MB (32MB パリティ付き SIMM x8) 搭載可能.電源容量も 340W と豊富なために拡張性は抜群である.
C バス2枚分の電源容量を食うと言われている FXGA を搭載してもまだいけるというすごいヤツ.
ちなみにグラフィックカードは無印 Xa と同じ Matrox MGA-II PCI/4MB モデルである.
PC-98 ユーザーの間では,この 無印 Xt を所有することが一種のステータスとされている.
さらに,歴代の PC-9821 シリーズ中にして唯一の完全 SCSI マシンである (IDE インターフェイス自体持っていない).



現在の MATE-X (主に Xa* 系 (Xa の後ろに数字の付いているモデル.例:Xa9)) や ValueStar の原点といえるマシンです.
その昔,NEC が採算を度外視してでも作り上げたマシンが初代 X-MATE なのです (現に,最高スペックの U10W は当時 88 万円.無印 Xt に至っては 100万円もしてます.更にスペックを見てみると,当時のマシンでは考えられないようなパーツをおごっています.NEC の「最高の物を作りたい」という思いがひしひしと伝わってくるようです).
Xa/U10W ではグラフィックカードに Matrox MGA-II (これは Millenium のご先祖様),SCSI インターフェイスに adaptec AHA-2940N (しかし HDD はなぜか E-IDE 接続) という抜かりのない (?) スペックを誇った物です.
無印 Xt ではこれ以上にぬかりなく,SCSI カードは同じ物であれど,IDE インターフェイスを元から搭載していない Full SCSI マシンとなっています.

以下に無印 Xa における各モデルの違いをあげてみましょう (無印 Xt は 1種類しかないのであえて書きません).

U1全くのフレームモデル.付いている物は CPU と FDD,キーボード以外なにもありません.マウスでさえ存在しないのです.これは各個人が好きなように初代Xaを拡張するためや,今までのパーツを流用することができるようにしてあるのでしょう.なにもかもなくすことにより,値段も低く抑えられています.
U8WWindows3.1 インストールモデル.HDD が IDE 270MB,CD-ROM無しで FDD を 1基搭載.グラフィックカードは Matrox MGA-II PCI/2MB を標準装備.
C9WHDD が IDE 540MB,2倍速 ATAPI CD-ROMドライブ以外は U8W と変わりなし.
C10WWindows3.1 インストールモデル.SCSI インターフェイスは adaptec AHA-2940 を採用.ストレージデバイスは 1GB E-IDE HDD,4倍速 SCSI-2 CD-ROM ドライブ.グラフィックカードは Matrox MGA-II PCI/4MB.受注生産のためなのか,中古市場ではあまり見かけません.
*C 型番は「CD-ROM ドライブ搭載モデル」を表します.
*W 型番は「Windows3.1 プリインストールモデル」を表します.

PCI バスは PCI 2.0 規格準拠 (最近の 98 の PCI みたいに信号線を一部間引いた似非 PCI なんかじゃない → ぅぉ.似非 PCI 搭載 PC-98 ユーザーを敵に回してしまった (爆)) で 2本装備 (U1 以外はグラフィックカードに 1本使用済み) しており,拡張性はデスクトップ中最高です.
チップセットは,当時サーバーなどで使われていた S82434NX "Neptune" を使用.このチップセットでは,512MB までの拡張メモリを搭載できるのですが,NEC の策略により (これで NEC をも敵に回したな (笑)) 128MB までしか実装できません.

しかし,欠点がないとはいえません.
あまり改造例などが無く,CPU を載せ換えてもうまく動くかどうかの確率は五分五分という奇特なマシンのようです (そのために FXLQA を発足させたのです).



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